人中短縮リップリフト(内側)の結果報告

人中短縮の手術は別名リップリフトとも呼ばれ、様々な術式があります。今回私が行ったのは内側法によるリップリフトです。

若返り

手術日

手術は15分~20分くらいで終了します。口の周りは神経がたくさんある部分なので、麻酔がめちゃくちゃ痛いです。目やあごの手術の比ではありません。最初の麻酔だけをクリアすれば、あとは大丈夫でしょう。

手術の内容は、口輪筋を切除して、上唇と鼻の付け根との間を糸で結びつけます。先生が人中を短縮するように糸でぎゅっぎゅっと詰めている印象がありました。

手術が終わってみると、医療用のテープで固定されていましたが、まるで劇団キャッツの猫メイクでもしてるかのように、鼻の下がもっこりと膨らんでいるのがわかります。

3日間はテープ固定

術後3日間は筋肉の炎症を防ぐためにテープで固定します。術後は結構ズキズキと痛みます。痛み止めの薬をもらいましたが飲んでも鈍い痛みが続きます。

口が少ししか開かず、流動食しか食べられません。あまり大きな口をあけると鼻の下全体がズキズキと痛いので食べ物が思うように食べられないのです。飲み物もストローが必須です。

鼻の穴の中にも糸が固定されているので、鼻の穴を横に引っ張られてる感じがして痛かったです。他の切開手術などと比べてダウンタイムは結構ストレスが溜まりました。

3日後~1週間

3日たったら固定していたテープを外します。鼻の下がもっこりとふくらみ、予想はしていましたがかなりのゴリラでした。

上唇が下唇の2倍以上に腫れ上がり、糸を通したあとの傷が、唇のライン上にホチキスでとめたような跡がくっきりありました。鼻の穴も気持ち大きくなりました。

筋肉を切っているので、口を動かさなければ痛くないのですが、食べ物を食べたりしゃべったりするとズキズキが収まらなかったです。テレビを見て笑うのも厳禁。鼻下を横に伸ばすのはめちゃくちゃ痛いです。

1週間後に通院

1週間後にもなれば大まかな腫れは引きます。まだ違和感はありまくりですが、誰かに殴られたような顔は収まります。

クリニックにいき、腫れの状態を確認しました。短縮率はなかなかよさそうでした。1.7から1.0くらいの短縮です。この短縮率が1か月後も維持できていればほぼそれで固定されるそうです。

1週間~2週間

2週間くらいで痛みはなくなりました。口を大きく開けると引っ張られる感覚がありますが、食事をしたり口を動かしたりするときの違和感はほとんど消えます。

唇のホチキスのようなあともほとんど違和感がなくなり、初めて会った人ならあまり気にならないレベルです。

2週間~1か月

1か月たつと腫れがだいぶ引いて、人前に出ても違和感がない状態になります。ですが家族や普段から話す友人であれば、まだもっこりしてる感じがわかってしまいます。

短縮率ですが、2週間くらいから1か月にかけてだいぶ元に戻ってきてしまいました。最初は1.7あったものが1.0に短縮されましたが、この時点では1.4くらいまで戻っています。

唇にヒアルロン酸を入れて鼻下を短く見せる手術がありますが、それと同じ効果がこれまであったようで、腫れが引いていく過程で唇の厚さも縮まってきて、短縮率も元に戻ったような印象を受けます。

1か月~2か月

1か月からはさほど変化がない感じです。短縮率は1.4のままです。本当にゆっくりと徐々に腫れが収まる印象で、そこまで劇的な変化はありません。鼻下がもっこりした感じは1か月半くらいまで気になります。

腫れが引くと自然にはなりますが、短縮率が落ちたような印象もあります。術前の写真と比べると、現在の方が唇が厚いので短縮はされているのだと思いますが、顔全体の印象としては、鼻下が短くなった感じはそこまでありません。

3か月以降

3か月もすると完全に定着し、それ以降はほとんど変化がありません。鼻の下もっこりはだいぶすっきりして自分でも違和感がない感じになります。短縮率は1.4で定着しました。2か月くらいから変わっていません。元々1.7だったので、結果は3ミリの短縮です。

鼻の下は5ミリから人にわかる変化だと言われています。3ミリはかなり自然な変化でしかありませんか、内側法はこうした自然な変化を望む人には向いているのかもしれません。

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