美容外科のなかで一番手軽な施術といえば、美容マシンですよね。
たとえばサーマクール、タイタン、テノール、ウルトラアクセントなど、超音波や高周波によってアプローチする施術がスタンダードかと思います。
これらはメスを使うことなく手軽にできるため、副作用がほとんど報告されていません。まさにエステ感覚で受けられるのが魅力です。
ですが安全性が高いということは、それだけ効果も薄いということになります。劇的な効果を生みたければ、やはりある程度のリスクをとらなければ思うような効果は得られません。
となれば、やはり麻酔をうって切ったり縫ったりした手術のほうが大きな効果があるのです。
サーマクールは多少は効果があるものの、ほかはすべてどっこいだと思ってください。どれもそんなに大差ありません。
初めて美容外科を体験した人にとっては、肌にハリがでたり、すこしキレイになった感じに満足できるかもしれませんが、それも数日で効果は終わってしまいます。大金をはたいたのに、効果はたった数日の肌のハリ…。糸リフトなどを経験した人にとってはバカらしい話ですよね。なら最初からリフトをやったほうがいいんじゃないの?と思ってしまいます。
また、マシンの効果はなんとなく変化を感じるのは自分だけで、周りの人間は誰も気づきません。マシンを使ったことを伝えても「わからない」と言われてしまいます。マシンなんてその程度なんです。
通常、マシンはどこの美容外科も同じものを使っているはずです。ですがマシンを使う時間やパワーによって大きな差が出ます。悪徳美容外科は何度も通わせるためにわざとマシンのパワーを弱く設定しています。実はこうした弱いパワーの美容外科のほうが多いのが現実なのです。
美容マシンの次に効果があるのは、注射です。
注射はにんにく注射や、脂肪溶解注射などがあります。これらもマシンと同様、かなり大量にうたないとまったく効果が感じられないものです。脂肪量など詳しく調べれば変化があるのでしょうが、見た目でわかる効果はありません。気休め程度に考えるとよいでしょう。
薬は本来、病気を治したりウイルスを投与したりするもので、たったちいさな一粒でも人間を死に至らしめることすらあるものです。
美容外科の薬といえばダイエットのゼニカルやサノレックスが多いですが、これらは人によって吐き気などの副作用があります。注意すべき点は、副作用だけはシッカリあるのに、実際の効果はイマイチだということです。
効果だけを比較するなら、迷うことなくメスや針を使った手術のほうが上です。たしかに手術はリスクもありますし、1回やるだけでも勇気とお金が必要とされます。
ですが金額のことだけを言えば、マシンは効果が低いため、何度もやれば結局は手術代金と同じ金額になるでしょう。それならばたった1回で効果が長く満足できる施術をおこなったほうがよいはずです。
美容業界の広告には魅惑的な広告がたくさんあります。あたかもマシンを一回やれば大きくダイエットできたり、一気に若返るなんていううたい文句です。ですがフェイスリフトを経験した人がどんなにサーマクールをやっても効果の満足度はかなり低いものとなるのは間違いありません。
有効なお金の使い方と、体への負担がすくない美容方法をおすすめします。