法令線にヒアルロン酸を入れすぎると口角の下にたまる

ヒアルロン酸は入れすぎ厳禁

ヒアルロン酸は法令線を浅くしてくれる手軽なプチ整形ですが、法制線を消そうとするあまり、大量のヒアルロン酸を一度に入れてしまうと、それがたるみの原因となります。

若返り

ヒアルロン酸は移動する

ヒアルロン酸はドロッとしていますが液体には変わりないため、皮膚の中に注入しても移動します。とくに法令線周辺は口を動かす場所なので、ヒアルロン酸も移動しやすいのです。

少量だけ入れられたヒアルロン酸であれば、周囲の皮下組織が壁の役割をはたすため、口を動かしてもあまり移動しません。

一方、1度に大量に入れられたヒアルロン酸は、その部分が団子のように液体のボールを作ってしまうため、その部分だけ柔らかくなり、壁がありません。そのため口を動かすとなかで液体が絞り出され、別の場所へ移動してしまうのです。

重力によって下部にたれる

入れすぎたヒアルロン酸は口を動かすことによって、余分なヒアルロン酸がほうれい線の周りへ移動します。重力によってだんだん下がってきて、ちょうど口角の下あたりにたまってくるケースもあります。

口角の下はマリオネットラインができやすい場所なので、この部分にヒアルロン酸がたまってしまうと、さらにマリオネットラインが進行してしまったように見えることがあります。

ヒアルロン酸をやめてみる

口角周りに不自然なふくらみが出てきたり、若いころよりやけに肉付きがよくなったと感じる場合は、ヒアルロン酸の入れすぎである可能性が高いです。

そのような症状がみられた場合は、ヒアルロン酸治療はしばらく控えて、自然に吸収されるのを待ちましょう。そして糸リフトや、フェイスリフトなどの別の手術に切り替えたほうがよいでしょう。

ヒアルロン酸は本当に線が浅い人だけが向いている治療です。法令線が深くなってしまった人はヒアルロン酸だけではカバーできません。

大量のヒアルロン酸を使うと、無表情のときはキレイに仕上がって見えますが、笑ったりすると不自然に頬が盛り上がったり、ヒアルロン酸が移動したりして、あまり思うような笑顔が作れなくなります。

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