頬骨切りの再手術と顎骨の骨切を一度にやった話

この記事を読むには、まずは頬骨切りの手術を失敗しましたをお読みください。

ここでは失敗してしまった頬骨切りの再手術の話と、同時に行った顎骨手術についてお話しします。

頬骨切りの手術

なぜ顎骨手術も一緒にやったか?

わたしは頬骨切り手術を受けて左右差が出てしまい、再手術を望んでいました。医者が失敗を認め、無料で修正手術をしてくれることになったのはよかったですが、医者が「何かほかにも手術をしないとクリニックに迷惑がかかるから」というおかしな理由で、する予定のなかった手術を受けることになりました。

いま考えれば、この理由がおかしいことがわかるのですが、当時は医者に言われるまま手術してしまったのが一番の汚点だったかもしれません。

医者は、鼻か脂肪吸引、顎の骨手術を提案されたため、顎の骨切手術を選びました。この手術は、オトガイ骨を切って前に少しだけずらすことでEラインをきれいにする、という手術です。

手術当日~激痛と後悔

2回目の手術なので、術後の痛みは覚悟できているつもりでした。それでも頬と顎、2か所手術しているので、1回目よりもさらに激痛でまさに地獄でした。

顔を1ミリも動かすことができず、もう苦しくて痛くて泣きたかったです。術直後から顎が横に引っ張られるような違和感がありました。

顎の違和感を感じた

クリニックには入院施設がないため、手術当日には予約していたホテルへ帰ることにしました。激痛に耐えながらホテルで鏡を見てみると、顎が右にずれて歯並びもずれていました。あごがすごい力で右側に引っ張られているような感覚で唇も右側だけうまく閉じれませんでした。

頬骨はどうなったか?

肝心の頬骨を見てみると、今回もまた左右差がありました。術前は右側のが出ていたのですが、今回は明らかに左側が出ていたのです…。激痛の中で、「また失敗だな…」とぼんやりと後悔していました。

メインとなる頬骨の手術が失敗してそうなところに加えて、する予定のなかった顎の手術も違和感。本当に絶望的な気持ちでした。

術後~1週間まで。医師への不信感

1週間してやっと外出できるレベルに痛みになって診察に行きました。

このとき、頬の左右差と、顎の違和感をしっかり医者に訴えました。ですが「まだ腫れもあるので経過観察しましょう」と予想通りのことを言われました。

術後1週間~1ヶ月。左右差も顎の違和感も消えず

1か月もするとだいぶ腫れは引きましたが、あいかわらず頬骨も顎も、左右差がありました。とくに顎は下の歯並びの中心が右にずれた状態で、感覚も鈍いままでした。

術後1ヶ月~半年。いろんな障害が出てくる

本格的に腫れがひいてきて、さらに顎にショックなことが起きました。右側の顎にだけ削りすぎたような段差が出来ていました。その影響か、笑ったときに右側の口角があまり上がらくなり、しゃべったり笑ったりしたとき、引きつったような顔になってしまいました。

術後1年。担当医へ連絡するも誠意のない態度で失望する

術後の経過は、何度か医者へメール相談していました。ですが術後の障害や不具合について写真を添付して相談したら、「順調そうで何よりです」と返事が返って来ました。あきらかに不具合のある写真を送っていたのに、あまりに逃げるような態度の医者に、この医師はもうだめだと感じ、連絡を断ちました。

頬骨の再々手術を考える

頬骨の再手術に失敗した原因は、一番最初に失敗したクリニックでもう一度手術してしまったことかと思います。

再手術をするときは、同じ医者にかかってはいけません。結局はその程度の実力だから失敗したのですから…。

それでも私は、いつかこのコンプレックスから解放される日を目指して、いまも医者を探しています。顎の手術をする前は、私は斜めからみる自分の顔が一番好きでした。ですが顎の手術をしてからは斜めからみる自分の顔は一番嫌いです。段差のある顎のせいで、右側は二重あごになったからです。

美容整形は失敗すると、好きだった部分も失敗する可能性があることを、よく認識してほしいと思います。

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