最近、写真を撮ったのですが、以前の自分と比べていまの自分は、だいぶ顔が横に広がっていたことに気付きました。
太ったせいもあるかもしれませんが…顔のエラ部分が大きくなっていたのです。そこで、エラにボトックスを打ってきました。
ポツリヌストキシンという菌をエラなどに注射することにより、筋肉の動きを弱めて小顔効果を得る治療です。つまり食事などで噛むことによりエラの筋肉があまり動かないようにして、これ以上鍛えられないようにし、徐々にエラを小さくするというわけです。
私が注入した種類はアメリカ製のアラガンです(もっとも多く出回っており安全性も高いもの)。通常はポツリヌストキシンの毒に対して身体が耐性を作るため、何度もボトックスを打っていると効果が出なくなるのですが、最近はドイツ制のゼオミンがあり、何度打っても同じ効果が得られるように改良された製品が出ています(でも金額が高いのが難点です)。
ほかには韓国製のボトゥラックスやメディトキシンなどもありますが、安全性が怪しいので、どんなに安くても飛びつかない方が無難でしょう。アラガンか、ゼオミンを推奨します。
手術のやり方はいたって簡単です。注射を打つだけなので、ベッドに横になって、エラ部分に6、7か所、ポツポツと注射していきました。痛みは普通の針なので献血のときの痛みと同じだと思えばよいでしょう。ものの5、6分くらいで終了です。
エラは3週間くらいから効果がわかってきます。打ったらあとは楽しみに待つのみです。
3週間くらいから徐々に頬がコケてきたような自覚が現れました。痩せたような印象です。元々顔のたるみも少しあったので、やややつれたような印象になりました…。急激に筋肉が減ったために、さらに顔がたるんだのかもしれません。
元の顔が逆三角系だったり、ほっそりした人がこの施術をやると、頬のコケが目立つことが予想されます。1度の注射ではそこまでひどい結果にはならないので、すこし痩せたいと思う人にはおすすめ。
小顔効果はまだ持続しています。すごい効果です。
よほどエラの大きい人でも3回も打てばだいぶ小顔になります。値段も手ごろな価格で受けられるので、すこし小顔効果を求める人は、1度だけやってみてはいかがでしょうか。
デメリットはほとんどないと言っていいと思います。
注射による内出血が出ることがあります。程度にもよりますがそれはきずれ消えるので心配ないでしょう。
まれに悪徳なクリニックで注射を打つ位置を間違え、筋肉がまったく動かなくなり顔の表情が失われたという症例も報告されています。ほとんどないケースだと思われますが、そうした事件もあったことを紹介しておきます。