ボトックスをエラに打つと小顔効果が得られますが、これをやりすぎると老け顔になってしまう可能性があるので注意です。
ボトックスは筋肉の働きを抑え、筋肉を縮めることによって小顔効果を得るものです。なのでエラにボトックスを打った場合、大体1週間後もすれば筋肉が縮んだと感じます。ここから2か月くらいかけて徐々にあごがほっそりしてきます。
ですが、筋肉が縮んでも表面の皮膚は縮まないので、その分だけたるみがでてしまいます。よほど脂肪や筋肉を落とせば皮膚も多少は縮みますが。ほとんどはたるみが残ってしまいます。
ボトックスの打った場所にもよりますが、たいていは頬が少しコケたように感じるはずです。顎の骨が細い人はとくに、一気に顔がコケたように感じます。
頬がコケるとカッコイイ印象を抱くかもしれませんが、30代以降の年齢になってくると、頬がコケていると少しやつれた、疲れた印象になってしまい、かえって老け顔になります。
ボトックスは3か月くらいかけて急激にしゅっとした細いあごになれますが、その後半年くらいはさらに細くなった印象になります。なので、ボトックスの2回目をうつとき、ほとんどのクリニックは2か月以上間を空けることを推奨していますが、できれば半年は打たない方がよいでしょう。
半年くらいおいて、まだそれでも物足りないと感じた場合だけ2回目を打った方が良い結果が得られます。
個人差はあると思いますが、ボトックスを1回うつと、その効果は1か月から長い人だと2年くらいもつ人もいます。
とくに元々あごが細い人は、一度でも打てば長期間ほっそりした状態になります。そのため一度目でたくさんの量を打ってしまったり、焦って1か月後くらいにすぐ2回目を打ってしまったりすると、驚くほどほっそりしてしまい、老け顔になってしまいます。
これも個人差があると思いますが、体重が4キロ以上太ってくると、ボトックスの効果はほとんど意味がなかったと思えるほど消えてしまいます。
太ったことで顔周りに肉がつき、ボトックスの効果も薄れます。ただし脂肪が増えているため、たるみが進行するかもしれません。