眼瞼下垂の手術をしたのに変わらないことがある

眼瞼下垂の手術といえば、目が開きにくい状態を改善する手術ですが、最近は美容目的で眼瞼下垂の手術を受ける人も多いですね。せっかく手術を受けたのに変わらなかったという人がたびたびいます。この原因についてお話します。

若返り

術後2か月は様子を見る

眼瞼下垂の手術は、術後からバッチリ目が開いている人もいますが、ほとんどの人は腫れが大きくて半目にしか開きません。とくに中の組織をたくさんいじった人ほど最初は目が開きません。これらは徐々に目が開いてくるようになるため、2か月は様子を見てから判断しましょう。

目のクセが影響している

せっかく眼瞼下垂の手術を受けたのに、結果がまったく変わらないという人がいます。意識して目をあければ目がちゃんと開くけれど、写真などを取ると半目になっているといった状態のことです。これは、元々の目のクセが大きく影響しています。

目のクセがあるかチェックする

鏡を正面から見た状態で、自分の目をまっすぐ見つめてみましょう。この状態で目が通常通り開いていれば、眼瞼下垂の手術は成功しています。また、眉毛を上げないようにして目を思いっきり開けてみましょう。このとき、黒目の上に白目が大きく見えているようであれば、手術は成功しています。

手術が成功したのに何で半目になるの?

これは脳の使い方に問題があり、このくらい目をあければ正面が見える、というように脳が指示しているため、これまで5割の力で目をあけていたのですが、3割の力で目を開けられるようになったため、脳が3割しか目を開けないように調整してしまうのです。

人間は振り返ったときや、物をよく見ようとするとき、暗い場所にいるときなどは、10割の力で目をあけようとします。この状態で写真などをとれば、きちんと目が開いているはずです。

なので、太陽光の下にいるとき目の開きが物足りないからといってこれ以上の眼瞼下垂手術を受けてしまうと、10割の力で目をあけたときにビックリ目になってしまうため、他人から指摘されるレベルで不自然になります。

目のクセが起きやすい人とは

目が悪い人、とくに遠視などで強い光が苦手な人などは反射的に目を細める習慣があるので、目の中に光が入ってこないよう、まぶたが調整してしまいます。

また、あごを上にあげる癖がある人も同様で、眼瞼下垂の手術をしても変わらないことがあります。常にあごを引くように意識し、頻繁に自分の鏡を見るようにして、半目になっていることに気付いたら目をぐっと力強くあげる練習をしましょう。

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