私は最初、埋没法で手術し、その後も取れては手術して、取れては手術して、を繰り返して3度修正しました。ですがやはり取れてしまうので、自分の瞼には埋没法は合っていないのだと確信し、一生取れない二重を手に入れるために切開法に踏み切りました。
ドクターはフィーリング重視で、感じのよい先生を選びました(いま思えば浅はかな選び方でしたが)。ドクターの経験年数はおそらく4、5年くらいでしかなかったと思います。でも親身になってくれて瞼の状態もよく見てくれる先生だったので、信頼してしまったのです。
今思えば手術も結構いたかったです。チクチクと瞼をずっといじられている感覚があり、1時間半の手術中ずっと苦痛でした。ついでに埋没糸もとってもらいましたが、すべて取りきれないとのことでいくつか残っているそうです。
ひどい失敗のフルコースでした。完全に老けてしまったし、ブスに(笑)なりました。周囲の人にも前の方が良かったと言われる始末…。可愛くなるために手術したのに本末転倒です。
最初に手術を受けたクリニックに相談すると、もっと時間がたてば変化する、などと言い訳されましたが、そのときすでに術後半年たっていましたので、これ以上ほとんど変化はみられないと思いました。このドクターやクリニックは信用できないと思い、別の修正手術のためにカウセ周りを決意。
修正のカウセ周りは困難を極めました。私の状態はかなりひどかったので、どのドクターも難しいとうなるほどでした。もう治せないと言われて断られたクリニックもありました。また手術すれば治ると思っていただけに、このときは絶望しました。
ですが執念のカウセ周り、おそらく25件くらいカウセに回ったところ、ようやく手術を引き受けてくれるクリニックを見つけました。
引き受けてくれるドクターが現れたといっても、そのドクターも難しい手術だと言っていました。「手術をしてもあまり変化がない可能性も覚悟してください。でもあなたのために一生懸命手術するから、あなたも頑張って」と言われて、そのドクターに決めました。
私はまず瞼の脂肪が取られすぎていたので、脂肪移植をすることにしました。注入ではなく移植です。脂肪移植は脂肪がよく定着しますが、リスクも大きい手術なので、リスクについては脂肪注入と脂肪移植もご覧ください。
さらに二重のラインを逆末広から末広型に修正し、眼瞼下垂の修正手術で目力も上げるようにしました。
最初の手術と比べてまったく痛くありませんでした。麻酔から何から何まですべてが最初のドクターと違いました。ドクターによってこんなにも差が出るのかと驚いたほどです。1時間くらいで終了。
かなり改善しました。 ラインが逆末広だったので、末広型に修正したところ、術後1週間くらいでだんだん戻ってきて、1カ月後には平行になり、それからは数年たっても平行ラインのまま落ち着きました。 やはり一度手術すると最初のラインに戻ろうとする力が働くようです。
瞼の陥没はかなりキレイになおりました。凸凹もないし、完璧です。
目の開きは最初の状態に戻りました。希望ではもう少し目を開いてもよかったと思うけど、最初に切開法に踏み切る前の状態に戻ったので、よしとします。やりすぎると今度はびっくりした目になるのでこのくらいがちょうどいいのかも。
さらに驚いたのはダウンタイム。2カ月くらいしたらもう完全に落ち着きました。最初の手術では4カ月たってもまだパンパンに腫れていたのに、今回の修正は2カ月。これがドクターの腕です。
総評:人前に出れなかったけど出れらるようになった!!