末広型か平行か。この答えは「好みのよるところが大きい」と言えます。ただどちらのラインにするかで手術方法も変わってきますし、周りに与える印象も変わってきます。
埋没法などで作る二重はだいたい末広型になります。二重ラインを点で支えているため、目頭側の皮膚を支える力が弱くなり、どうしても末広型になりやすくなります。
4点、5点留めなどもありますが、やはり点で支えている限りは切開法に比べると二重ラインを維持する力が弱くなります。
切開法は末広型も平行型も自由自在に作れますが、一度作ってしまった平行のラインを末広型に戻すのは難しくなります。これは瞼が広い方のラインを重視する構造だからです。埋没法で作ったラインであればそのあと別のラインに修正することは比較的簡単です。
芸能人はほとんどの人が平行型です。まさに流行の目元なのですが、年齢を重ねるうちに逆末広型になりやすい形でもあります。末広型と比べると目頭側のたるみを支える力が弱いため、目元のたるみが進行しやすい形になります。
ある程度の年齢にきて手術に踏み切る人なら、平行型より末広型の方が若く見えます。