芸能人は、テレビや写真写りを意識して整形している人が多いです。鼻はできるだけ高くした方が個性がでますし、写真写りもよいです。また、二重は幅が広い方がメイク生えしますし、目頭もがっつり切った方がカラコンを入れたときに目が大きく見えます。
いわば、顔の作りはナチュラルに見えて、思ったより派手なのです。
こうした芸能人に合わせて整形しようとすると、スッピンの顔を捨てるということになります。こうした芸能人系の顔にしようとすると、すっぴんはいかにも整形したという感じの、本当に怖い顔になっていることが多いです。なので芸能人と同じように整形しようとすると、とんでもない失敗を招きやすくなります。
よく芸能人がブログなどでスッピンを公開したりしていますが、完全なスッピンの人はいないと思ってください。何らかのメイクをしていたり、角度などで調整すれば、写真はいくらでも良く写ることができるのです。
だから芸能人のスッピンを見て、自分も同じくらいの二重の幅、鼻の高さにしよう、などと考えていると、やりすぎ整形に陥る可能性があります。
美容整形の真髄は、素材を生かした整形です。それなのに人はないものねだりをしやすく、自分とはちがう顔になりたがる傾向があります。そしていざ整形に踏み切ってしまうと、似合っていなかった、前の方が可愛かった、というパターンが非常に多いです。
整形をするときは必ず全体のバランスを考えて、元の顔に似合うかどうかを考えながらやらなければなりません。